どうも、まちだです!
洗濯物を乾かすのに困っていませんか?
天候に左右されて外干しができないときがありますよね。
私も、花粉やゴミが付着するのが嫌で、ほとんど部屋干しをしています。
部屋干しをするにあたって除湿器も検討しましたが、衣類乾燥がついているサーキュレーターがあると知り、「ヒート&クール」を購入しました。
本記事では、スリーアップ、衣類乾燥機能付サーキュレーター 「ヒート&クール」(HC-T2205)の使ってみた感想をまとめています。
- 本記事で分かること
- ・ヒート&クールHC-T2205のレビュー
・HC-T2205の商品スペック、電気代について
・HC-T2205とHC-T2305との比較
・ヒート&クールがおすすめな人、おすすめしない人
「衣類乾燥機能付 サーキュレーター ヒート&クール」の実体験レビュー
あくまでも私個人の感想ですので、ご了承ください。
買ってよかったと思ったところ
・デザインがオシャレ
・洗濯物を短時間で乾かせる
・扇風機がわりに使用可能
ちょっと残念だと思ったところ
・風量最大だと音が気になる
・電源コードが短い
・掃除が面倒
デザインがオシャレ
ヒート&クールは、白と黒のモノトーンカラーになっています。
製品本体のカラーは、ホワイトのみで他のカラーはありません。
丸っこいデザインが好みです!
また、本体の操作部分とリモコンには、最低限の表示しかありません。
分かりづらいという方もいらっしゃると思いますが、個人的には満足しています。
洗濯物を短時間で乾かせる
梅雨時や雨天時に、衣類乾燥モードで使用すると生乾きを防ぐことができます。
早く洗濯物を乾かすコツ
・サーキュレーターの首振りの範囲内(最大80°)に、洗濯物を必ず干す
・片面が乾いてきたら、反対側からも衣類乾燥モード(または温風モード)をあてる
・しっかりと換気をする
平均1時間ほどで、厚手の洗濯物以外は乾きます。
ジーンズなどの洗濯物は、個別で温風をあてると約30分で乾きました。
衣類乾燥モードを使用する際には、換気をしてくださいね。
換気を行わないと部屋の湿度と気温が爆上がりします(経験談)。
扇風機がわりに使用可能
「エアコンを使うまでもないけど、ちょっと暑い!」
という日に、扇風機がわりとして使用しています。
風量が控えめといった口コミがありましたが、風量が「弱」であっても、2m以内であれば風を感じることができました。
サーキュレーターを今回初めて買ったのですが、風量について不満はなかったです。
風量最大だと音が気になる
日頃使うことは少ないのですが、風量「ターボ」使用時の音が気になりました。
衣類乾燥モードは、風量「ターボ」のみで、風量調節ができません。
衣類乾燥モードは基本的に短時間の使用ですが、ちょっとうるさいなと思いました。
電源コードが短い
ヒート&クールは、コンセントから直接電源をとるように、説明書に記載があります。
(延長コードやテーブルタップ、ソケットは使用できない)
しかし、電源コードの長さは1.5mしかありません。
使用できる場所が、コンセント付近のみと限られてしまいます。
コンセントの定格容量は、一般的に1500Wです。
ヒート&クールの消費電力は、送風モード時:40W、温風モード時:1,200Wなので、送風モードであれば問題無いのでは?と思います。
掃除が面倒
長期間使い続けるには、定期的に掃除する必要があります。
ホコリを放置すると
・異臭が発生する
・モーターの加熱や異常音の原因になる
・故障につながる
羽根を掃除するには、プラスドライバーで裏の固定ねじを2か所外さないといけません。
吸気口のフィルターは、ねじを外さずに掃除することができます。
フィルターは、2週間に1回以上、掃除するようにと説明書に記載があります。
フィルターの厚さは、3mmほどなので、水で手洗いするようにしましょう。
ヒート&クールHC-T2205の商品スペック
説明書(ホームページ)の商品スペックは、下記の通りです。
サイズ | 幅28×奥行22.2×高さ41.2cm |
本体重量 | 3.2kg |
材質 | ABS |
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 送風モード時:40W 温風モード時:1200W |
風量設定 | 4段階 ※温風モード使用時は1段階 |
首振り | 左右80°(自動)上下90°(手動4段階) |
適用床面積 | 16畳 ※送風使用時 |
オフタイマー | 1・2・4時間 |
自動オフ機能 | 8時間 ※温風モード使用時のみ |
羽根数 | 4枚 |
コード長 | 1.5m |
1時間当たりの電気代 | 約1.08円(送風)、約32.4円(温風) |
その他の機能 | 自然風モード おやすみモード 温度ヒューズ サーモスタット 転倒時自動オフスイッチ |
電気代を実際に計算してみた
1kWh(1キロワットアワー)の単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価
31円/ kWh(税込)(令和4年7月22日改定)を参考にしています。
公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A
全国家庭電気製品公正取引協議会のホームページを参考にさせていただいたのですが、とても勉強になりました!
電気代の計算式は、下記の通りです。
電気代(円)=
消費電力(kW:キロワット)×使用時間(h)×料金単価(31円/kWh)
だいたいの電化製品は、消費電力(W=ワット)で記載されています。
1kWは、1000Wです。
ヒート&クールは、送風モード時40Wと温風モード時1200Wですので、
40÷1000=0.04kW、1200÷1000=1.2kWとなります。
よって、1時間当たりの目安の電気代は、
送風モード:0.04×1.0×31=1.24円
温風モード:1.2×1.0×31=37.2円
となります。
1日当たり(24時間当たり)で、送風モード:29.76円、温風モード:892.8円になります。
※ヒート&クールHC-T2205は2022年製ですので、説明書・公式ホームページの電気代は、改定前の料金単価(27円/kWh)で計算されています。
ヒート&クールHC-T2205とHC-T2305との比較
HC-T2205とHC-T2305との変更点をまとめました。
仕様/品番 | HC-T2205 | HC-T2305 |
適用床面積 | 16畳※送風使用時 | 26畳 ※送風使用時 |
その他 | 自然風モード おやすみモード 温度ヒューズ サーモスタット 転倒時自動オフスイッチ 自動オフ機能:8時間(温風モード時) | 温風/衣類乾燥モード 節電モード 快眠モード 温度ヒューズ サーモスタット 転倒時自動オフスイッチ 自動オフ機能:8時間(温風モード時) |
1時間あたりの電気代 | 約1.24円(送風モード時)約37.2円(温風モード時) ※料金単価31円/kWhに換算 | 約1.24円(送風モード時)約37.2円(温風モード時) |
https://three-up.co.jp/products/detail/HC-T2205
https://three-up.co.jp/products/detail/HC-T2305
HC-T2305では、適用床面積が約26畳になっています。風量がアップされたようです。
HC-T2305には、温風/衣類乾燥モードが追記されていますが、HC-T2205にも同等の機能はあります。
また、自然風モード・おやすみモードから節電モード・快眠モードに、モード名が変更されているようです。
節電モードと名称は変更になっていますが、1時間当たりの電気代は変わっていません。
HC-T2205の自然風モードは、「強」「中」「弱」「停止」状態を自動で切り替えて、自然の風を演出すると説明書に記載があります。
HC-T2305の節電モードでは、この風量制御の秒数などが変わっているのかもしれませんね。
上記の他に、操作部・リモコンのイラストも変更されているようです。
ヒート&クールがおすすめな人、おすすめしない人
ヒート&クールを使ってみて感じたことやメリット・デメリットを踏まえて、まとめてみました。
ご参考になれば幸いです。
おすすめな人
・生活感をだしたくない方
・少量の洗濯物をすぐに乾かしたい方
・節電したい方
・1年中、季節関係なく使用したい方
製品全体が、白と黒の2カラーであり、丸っこい形状をしているので、デザイン性良い商品だと思います。
電気代については、送風モードのみであれば1日(24時間)で約29.76円です。
送風モードは、料金単価で変わってきますが、1か月連続使用しても1,000円以下です。
エアコンを使用するよりかは、節電につながると思います。
温風モードは、消費電力が多いので送風モードとの使い分けが必要ですが、オールシーズンで使用可能です。
正直、「あ、このデザイン好き」と「温風でんの!?」という2つの理由で買いました。
ほぼ衝動買いでしたが、満足しています。
おすすめしない人
・強い風量もしくは衣類乾燥を長時間、使用することを検討されている方
・コンセントのあきがない方
・掃除機などで、全て掃除をすませたい方
個人的に風量には不満はなかったのですが、風量が弱いという口コミを見かけました。
他製品と比べると、風量は弱めなのかもしれません。
最大風量の「ターボ」で長時間使用すると場合、どうしても音が気になってしまいます。
別の部屋で衣類乾燥などに使用する分には、問題ないと思います。
お手入れについて、素手のみでは羽根まで分解することができません。
吸気フィルター部分は、素手で取り外すことはできますが、掃除機でホコリを吸うことは推奨されていません。
お手入れは、ちょっと面倒かもしれません…。
まとめ
ヒート&クールは、衣類乾燥・サーキュレーター・暖房器具として使用することができます。
オールシーズンで、活躍できる家電です。
洗濯物の生乾き臭を防ぎたい方、扇風機として使い方などにおすすめです。
衣類乾燥機能付きの除湿器は、金額的に高い商品が多いですよね。
高性能な除湿器よりかは、安く購入できますので、ぜひご検討ください!
それでは!
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