どうも、まちだです!
SNSなどでオキシクリーンによる「オキシ漬け」が流行っていますよね。
掃除全般に使える万能アイテムです。
本記事では、ドンキホーテのプライベートブランド商品の「オキシシャイニー」について紹介します!
※記事内に、洗濯槽の掃除中の写真が後半に掲載されています。汚れ等、苦手な方はご注意ください。
- 本記事で分かること
- ・オキシシャイニーの特徴
・オキシクリーンとオキシシャイニーとの比較
・実際にオキシシャイニーで洗濯槽を掃除してみたレビュー
オキシシャイニーとは?
オキシシャイニーは、オキシクリーンと同じ酸素系漂白剤の一種で、ドンキホーテで販売されているプライベートブランド商品です。弱アルカリ性の製品です。
成分:
・過炭酸ナトリウム(酸素系)
・界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
・アルカリ剤(炭酸塩)
・水軟化剤
用途:
衣類・布製品・台所まわり・水まわり・食器・タイル
酸素系漂白剤とは
酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤(プールなどの消毒液)よりも漂白力は低くなりますが、塩素系の独特な刺激臭がありません。塩素系と比較すると安全に使用できます。
色物の衣類でも使用することができ、繊維などを傷めることもありません。除菌・消臭効果もあります。
しかし、家庭での洗濯が不可(水洗い不可)、漂白剤が使用できない衣類には使用できません。また、アルミや合金、洗濯機のステンレス槽についても、長時間の漬け置きは変色の可能性があるので、注意が必要です。
アルカリ性は酸性の汚れに効果的
オキシシャイニーは、弱アルカリ性の製品であり、主成分は過炭酸ナトリウム(酸素系)です。過炭酸ナトリウムは、水などに溶かすと酸素の泡が放出され、汚れを落とす力を持っています。
この酸素の力は、下記の汚れに効果的です。
・ワイシャツなど衣類の黄ばみや汗汚れ
・食べ物などによるシミ
・コーヒーやワインのシミ
・血液のシミ
また、過炭酸ナトリウムは、汚れのみに反応するという特徴もあり、環境に負荷が少ない成分です。
オキシシャイニーとオキシクリーン、オキシクリーンEXを比較
オキシシャイニーとオキシクリーン、オキシクリーンEXと比較を行っていきます。
商 品 名 | オキシシャイニー | オキシクリーン | オキシクリーンEX | オキシクリーンEX(アメリカ版) |
---|---|---|---|---|
内 容 量 | 1800g | 1500g | 500g | 802g |
価 格※1 | 約1,100円 | 1,235円 | 629円 | 880円 |
1㎏当たりの価格 | 約611円 | 約823円 | 1,258円 | 約1,097円 |
成 分 | ・過炭酸ナトリウム(酸素系) ・界面活性剤 (ポリオキシエチレンアルキルエーテル) ・アルカリ剤 (炭酸塩) ・水軟化剤 | ・過炭酸ナトリウム(酸素系) ・アルカリ剤 (炭酸ナトリウム) | ・過炭酸ナトリウム(酸素系) ・界面活性剤 (ポリオキシエチレンアルキルエーテル) ・アルカリ剤 (炭酸ナトリウム) | ・過炭酸ナトリウム(酸素系) ・界面活性剤 (ポリオキシエチレンアルキルエーテル) ・アルカリ剤 (炭酸ナトリウム) |
香 り | 無香料 | 無香料 | 微香 | 微香 |
製 造 元 | ライオンケミカル㈱ | ㈱グラフィコ※2 | ㈱グラフィコ※2 | チャーチ&ドワイ社 |
原 産 国 | 日本 | 中国 | 中国 | アメリカ |
販 売 店 | ドン・キホーテ | ネット通販 各スーパー、ドラッグストア等 | ネット通販 各スーパー、ドラッグストア等 | ネット通販 コストコ等 |
オキシシャイニーについては、ドン・キホーテ店頭販売の参考価格です。店舗によって価格が異なる可能性があります。
※2株式会社グラフィコが正規販売輸入元として販売する日本国内向けのオリジナル正規品。米国チャーチ&ドワイト社認定の中国工場にて製造。オキシクリーンは米国、チャーチ&ドワイト社の登録商標です。
株式会社グラフィコ オキシクリーン 公式サイトはこちら
成分・香りの違い
日本向けに製造された「オキシクリーン」には界面活性剤が入っていません。また、「オキシシャイニー」には、水軟化剤が含まれています。
水軟化剤とは、下記の成分のことです。
水中のカルシウムやマグネシウムを取り込んで、水の硬度を下げ、洗浄力の低下を防ぐ成分
日本石鹸洗剤工業会 (JSDA) https://jsda.org/w/03_shiki/a_sekken23.html
水軟化剤が入っていれば硬度が高い水でも軟水化され、界面活性剤が働きやすい状態になるそうです。
香りについては、「オキシシャイニー」「オキシクリーン」が無香料、「オキシクリーンEX」が微香タイプとなっています。
製造元・原産国・販売店の違い
「オキシシャイニー」は、日本のライオンケミカル株式会社が製造しています。同じ成分であるといわれている、「オキシフィニッシュ」を製造している会社です。オキシシャイニーは、ドン・キホーテのみで販売されていますが、ネットで購入されたい方は、オキシフィニッシュをオススメします。
「オキシクリーン」は株式会社グラフィコが、日本の正規販売輸入元となっています。オキシクリーン、オキシクリーンEX(中国製)は、チャーチ&ドワイト社認定の中国の工場で生産されています。ドラッグストア等で店頭に並んでいる製品が該当します。
コストコなどで販売されているのは、アメリカ版だそうです。パッケージが英語表記のものがアメリカ版です。また、原産国がアメリカとなっていますので、裏の表記を確認いただけたらと思います。
オキシシャイニーで、洗濯槽を掃除してみた
洗濯槽内の汚れを放置すると、菌やカビが発生します。定期的に掃除することが望ましいです。ただ、我が家にある洗濯機を最後に清掃したのは約2年前です。
今回「オキシ漬け」をしてみると、結構な汚れが浮き出てきました。実際の写真を掲載していますので、汚れ等苦手な方は、ブラウザバックを推奨します。
それでは手順通りに、オキシシャイニーによる洗濯槽の掃除の様子をご紹介していきます。
準備するもの
準備するものは、下記の通りです。
※肌が弱い方は特に、手袋を装着して作業を行ってください。手が荒れてしまう可能性があります。
・オキシシャイニー
・バケツ(お湯運搬用)
・お湯(40~60度)
・汚れをすくうネット
・手袋
手順1 糸くずフィルターの取り外し
洗濯機の糸くずフィルターを取り外します。
洗濯槽の汚れが付着するのを防ぎます。オキシ漬けしている間に清掃します。
手順2 お湯を入れる
40~60度のお湯を洗濯機の最高水位(今回の洗濯機は、47L)まで入れます。
オキシシャイニーは、水でも溶かすことができますが、お湯の方がより洗浄効果を発揮します。お風呂の残り湯など活用してもいいですね。
手順3 オキシシャイニーを投入後、洗濯機を回す
オキシシャイニーを470gいれて、洗いコースで洗濯機を回します。
※今回は、オキシシャイニーの残量が少なかったため、約240gのみ入れております。
(次回、洗濯槽を掃除する際に、写真を入れ替えます。すみません…。)
オキシシャイニーは、お湯1Lに対して10g使用します。計ってみたところ、付属スプーンのメモリ線上部が約10g、スプーン1杯(すりきり)が約15gでした。今回は、470÷15ですりきり約31杯分という計算になります。
洗濯終了後の写真がこちらです。
泡立ちは少ないですが、汚れが少し浮いてきていますね。
手順4 6時間放置しつつ、洗濯コースで汚れを浮かす
そのまま、6時間放置していきます。洗濯機の洗いコースで汚れを浮かせつつ、ネットで取り除いていきます。1時間ごとに、洗濯コース→汚れを取り除くを繰り返します。
下記の写真は、途中経過のものです。先程と比べ物にならないぐらい、汚れが浮いてきました。お湯も、濁っています。
この汚れを手作業で取り除く面倒ですよね。私は、100均の糸くず取りネットを併用しています。(下記右写真)水面に浮くタイプです。完璧に取り除くことはできませんが、すくう作業をある程度軽減できます。
手順5 洗濯コースで、洗い流す
6時間放置し、汚れを取り除き終ったら、水に入れ替えて洗濯コースで2回ほど洗い流していきます。
汚れが気になる方は、洗濯コース→汚れを取り除くの作業を繰り返してください。私の場合だと、6時間放置後に水を入れ替えて5回洗濯コース→汚れを取り除く作業を行いました。2年間の汚れがたまっていたようです。
下記の写真は、ある程度汚れが浮いてこなくなった後の洗濯コース1回目終了後の写真です。ほぼ汚れが浮いてこなくなりました。
手順6 残った汚れをふき取る
洗濯コース終了後に、空脱水を行い、水気を飛ばします。
洗濯槽の表面に汚れが付着していた場合は、雑巾などでふき取ります。
これで、洗濯槽の掃除は完了です。
まとめ
今回は、オキシシャイニーとオキシクリーン、EXとの比較とオキシシャイニーによる洗濯槽の掃除についてご紹介しました。
オキシシャイニーの成分は、オキシクリーンEXと同じですので、効果もほぼ変わりません。
価格については、内容量で変わってきます。1㎏当たりで換算すると、内容量が多い製品がお得ですね。手軽に、手に入りやすい製品で試していただければと思います。
また、洗濯槽の掃除は漬け置きをする場合、半日ほどの時間が必要になります。1か月に1回の清掃が理想とのことですが、時間的にも厳しいです。そのような時は思い切って、掃除のプロに相談してみるのも有りかもしれませんね。
それでは!
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